メンタルサポート

何をやっても上手くいかない「毒親育ち」が幸せになる大切な2つの習慣

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<はじめにーー>

最近「毒親」という言葉をよく耳にするようになりました。

毒親と一言でいっても色いろですが、

 

自分の子どもに対してーー

・暴言をはく

・暴力をふるう

・常に高圧的

・放置

・兄弟姉妹格差をあからさまにつける

などをする親も毒親に入ります。。

 

ご自身の親に思い当たる方も多いのではないでしょうか?

 

世の中には、

こうした毒親に育てられたがために

 

◇人間関係が上手くいかない

◇仕事ができない

◇仕事もプライベートともミスが多い

◇自分に自信がもてない

 

など、何をやっても上手くいかない「毒親育ち」の方が多く潜んでいます。

 

そこで今回は、ご自身の人生なのに思うように歩めず苦しんでいる毒親育ちの皆さんが、ご自身の思い通りに動かす「自由で幸せな人生」を歩むための習慣を2つご紹介していきます。

 

<習慣1:自身の本当の気持ちを認める>

 

毒親育ちの方は、自分の気持ちを何気にスルーしてしまっている方が多くみられます。

 

なぜなら、毒親育ちの多くは、成長期に親に自身の気持ちや考えに「気付いてもらった・認めてもらった」という経験が極端に少ないからです。

 

日常で

・なんかモヤモヤする!

・何かの感情が沸き上がる!

・自分の気持ちを上手くいえない

・なぜかちょっとしたことに腹を立ててしまう

・「別にいいんだけど」と言いながら不満を口にしてしまう

といった、どうも「ハッキリしない感情」に言動を支配されることはありませんでしょうか?

 

こうした感情を処理できないままでいると、自身にも人にも不満を持ち人間関係が上手くいかなかったり、ストレスがたまりメンタルに不調が出てしまったりする可能性が高くなります。

 

そこで毒親育ちの皆さんに試してほしいのが

自分の本当の気持ちに気付いて認める

という習慣を身につけることです。

 

自分の本当の気持ちに気付くには、感情が沸き上がったときにその感情の名前を探すことが有効です。

 

物事や出来事に対して、

・イライラしているのかムカついているのか

・悲しいのか辛いのか

沸き起こっているハッキリしない感情の名前を探し当てるのです。

 

そうすると、ご自身の敵が見えてきます。

敵が見えてきたら「自分は今○○と感じているんだ」と認めましょう。

 

認めたら「人間なんだからそう感じて当然だよね」と、ご自身の感情を本当の意味で容認した上で、心の中で物事や出来事や人に対して

「だって仕方ないじゃない! ○○だったんだもん!」と言い訳するか

「なんなの!? ○○してくれたっていいじゃない!」などと暴言をはきます。

 

ご自身の心の中は自由です!

言い訳でも暴言でも何を吐いても制限は一切ありません。

 

その言い訳や暴言の内容が正当なものであれば当然の感情ですし、単なるご自身の我儘であったとしても何も問題ありません。

 

だって、心の中は誰にも分からないのですから‐‐

 

しかも、意見が正当なものか我儘なのかは個々の受け取り方によるので、ご自身の考えや気持ちから湧き上がる感情は、どんなものであってもよいのです。

 

同じ心のなかでも、思うだけなのと吐き出すのとでは意味が大きく違います。

外に出す場合は気をつけなくてはいけないことも多々ありますが、心のなかには無限の自由があります。

 

その無限の自由に、ご自身で制限をかけてしまう習慣が身についてしまいやすいのも、毒親育ちの方には多くみられます。

 

今後、物事や出来事や人に対してハッキリしない感情が浮かびあがったら、

①感情の名前を探す

②見つかった名前の感情を認める

③物事・出来事・人に対して心の中で言い訳をするか暴言を吐く

を是非習慣化してみてください。

 

幼い頃から無視されてきた感情が認められるようになることで、ご自身の内なるものが満たされ、人間関係もメンタル面も改善していくことでしょう。

 

<習慣2:自身を褒める>

 

毒親育ちの人は、自己肯定感が低くなる傾向にあります。

 

なぜなら、毒親育ちの多くが、大事な成長期の言動を高圧的に否定されたりスルーされたりしたことで、言動を行うときに「知らないうちに萎縮してしまったり緊張してしまったりする習慣」が身についてしまっているからです。

 

日常で

・自分は本当に何をやってもダメだ!

・なぜこんなにも失敗が多いんだ!

・自分に自信なんてもてやしない!

・なんでこんな低能に生まれてきたんだ!

こんな考えや思いに心当たりがあるのではないでしょうか?

 

こうした考えや思いが脳を占めていると、ご自身本来の能力が閉じこめられてしまい、しなくていい失敗をしたり何をするにも本来の能力を発揮することが出来なくなってしまいます。

 

そこで、毒親育ちの皆さんにぜひ試してほしい習慣化の2つ目が

ささいなことでも、自分で自身を思いっきり褒める」ことです。

 

どんなに「小さいこと」と思うってしまうことでも構いません。

「同じ時間に毎日起きれてる! 自分ってえらい!」

「毎日会社に行ってる。えらいよ!」

「食事の後、ちゃんと片づけた。えらいなー!」

など、一般的に出来て当たり前と言われることでもドンドンご自身を褒めてあげてください。

 

出来て当たり前のことを当然のように認められてこなかった毒親育ちの方は、ここから誉めていくとが自己肯定感を高める1歩となるからです。

 

出来て当たり前のことやささいなことをご自身で褒める習慣を身に付けていくと、脳が反応してほんの小さなものですが自信が持てるようになってきます。

 

そのほんの小さな自信が小さな成功につながり、小さな成功がまた小さな自信を生み出すのです。

これを繰り返していくうちに、小さな自信が蓄積され程ほどの自信となってきます。

 

そうすると「知らないところで委縮していた・緊張していた」といった習慣が「伸び伸びと言動する」といった習慣に上書きされ、ミスが少なくなりご自身本来の能力が開花されていくでしょう。

 

ご自身はもう毒親を卒業しています。

否定する親はもういません!

 

どうか、小さなことでも当たり前のことでも、ご自身を褒めてあげてください。

 

<おわりにーー>

 

たとえ何をやっても上手くいかない毒親育ちでも、ご自身の習慣次第で必ず幸せになれます。

 

むしろ毒親育ちでずっとずっと苦しい思いをしてきたからこそ、これからはご自身の思い通りに動かす「自由で幸せな人生」を手に入れて欲しいのです

 

しかし自分の思い通りの「思い通り」の部分が、ご自身の本音と違ったものだと根本的に難しくなります。

 

だから、

・自身の気持ちを認めて

・自身を誉めて

心の自由を取り戻し自分を肯定する習慣をぜひ身に付けてください。

 

ご自身の心の自由が、ご自身の人生を思い通りにします。

ご自身の肯定が、ご自身の人生を幸せに導きます。

毒親育ちの皆さんがどうか「真の自由」を手に入れて幸せになりますようにーー。

 

コメント

  1. らんらんちゃん より:

    日常生活上のミス、あるある、あります!ごく簡単なことを間違える、1日一回は必ずです。毒親の影響がこんなところにまで及ぶとは夢にも思いませんでした。でも、原因がわかって安心しました。ミスが減っていくことを願います。 

    1. かがみ やえこ より:

      らんらんちゃん様♪
      コメントありがとうございます!

      そうなんです!
      ミスが多いという、一見「注意力散漫な人」や「そそっかしい人」と判断されやすいことにも、毒親の浸食による場合もあるんですよね。

      「なんで普通にしているだけで、こんなにミスが多いの!?」とか
      「気を付けているのになんでよ!?」とか
      泣き叫びたくなる時もありましたが、ランランちゃん様と同じく原因がわかると
      「あ、自分を責めなくていいんだあ」って安心したものです。

      私も、らんらんちゃんさんのお心が毒親の影響から解放されて、
      らんらんちゃん様本来のスムーズな日常生活が送れることを心より願っています。

      かがみ やえこ

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