友人・知人と会話をしているとき、
テンションが上がってつい一方的に話してしまった。
これは誰にでもあることです。
一般的に会話とは、キャッチボールのように
一方が話し終わったら、もう一方が返答します。
例えば、
A:ねぇねぇ、その後年下の彼氏とはどうなったの?
B:まぁ、その話はまた今度ね。
A:あーずるい、自分だけ内緒にする気?紹介したの私よ。
B:わかってるって。でも、もう少し進展したら話すからさ。
A:はいはい、楽しくやってるってことね。
というような感じです。
でも、何かを人に話したくて仕方がない状況になると、
A:ねぇねぇ、聞いてよ。うちの旦那のことなんだけど。
彼は家にいると掃除も洗濯もしないで、私に言うことは「飯はまだか?」だけ。
本当嫌になっちゃうわ。あなたのご主人はいいわね。
子供の面倒も見てくれるし、食事も時々作ってくれるから。
うちの旦那とは大違い。
私もたまには家事を忘れて遊びに行きたいわ。
あ、そういえば、三丁目の交差点に新しいケーキ屋できたの知ってる?
私甘いものに目がなくて早速行ってみたんだけど・・・
B:・・・
というように、話が止まらず、片方は聞き役に徹しなければいけません。
確かに、一方的に話されることで、
話を聴く側がストレスに感じることもあるでしょう。
ただ、会話というものは、よほどその場の雰囲気が悪くならない限り
相手が一方的に話す人を嫌がることはないと思います。
でも『ささいなこと』を気にしてしまう人は、
「一方的に喋る人だと思われていたらどうしよう」
と不安になってしまうものです。
とはいえ、これは単なる自意識過剰でしかありません。
ですから、そんな時は「誰にだってあること。次は私の方が話を聴けば解決!」
と考え方を強く切り替えましょう。
これにより自然に不安から解放されます。
なぜでしょうか?
あなたは「次に会うときは私の方が話を聴く」と
すでに強く決意しているからです。
そう!
あなたはもう一方的に喋る人ではないのです。
本当に一方的に喋る人はそんなことは気にしません。
次回もまた一方的にただ喋るのです。
ここで「自分だけ一方的に喋って迷惑だっただろうか。あの人は疲れてないだろうか」
などと思っていては不安に押しつぶされてしまいます。
あなたは考え方を切り替えない限りマイナス思考に支配され、
自ら「自分だけ喋れればいい人」になってしまいます。
「一方的に喋り過ぎてしまった。自分だけ喋る人だと思われていたらどうしよう」と
不安になったときは、「誰にだってあること。次は私の方が話を聴けば解決!」
と考え方を強い意志で切り替えて下さい。
これによりあなたは必ず不安から解放されます。
まとめると、不安から抜け出せない人は、
自分は一方的に喋る人だと決めつけてしまいますが、
不安から解放される人は、「次は私の方が話を聞けば解決!」と
考え方を切り替えることができます。
喋りすぎを気にする人は
ぜひ参考にしてみてくださいね。