思いったらやってみる!パソコンにまつわる備忘録その3
こんにちは!
パソコンインストラクターの、しみずさちよです。
このところ、パソコン講習会についてお伝えしていますが、、、
あなたはパソコンのどのようなことについて
具体的に「知りたい、学びたい」と思いますか?
そう聞かれて〇〇が知りたい!!
と即答できる方は意外に少ないのではないでしょうか。
そこで、特に地域のパソコン講習会での多かった質問について、
少しお話させていただきます。
講習会で多かった質問とは?
先に答えを言ってしまいますが、、、
ズバリ!一番多かった質問は、
「どこのメーカーのパソコンを買ったらいいですか?」
でした。
これは一番困りました。
というのも、使用目的や個人差もあるため
安易にすすめることができないからです。
そこで、
いまは◯◯社さんのパソコンが人気ですけど
少しお高いので△△社さんのパソコンあたりが
丁度いいのではないでしょうか・・・
と、お茶をにごしつつも、
あなたがパソコンを使って
これから何をやっていきたいかにもよるので
販売店で聞いてみてはいかがでしょうか?
と、販売店さんに相談して購入することをおすすめしていました。
当時、月曜日から金曜日まで◯◯社さんから出向して
アジア最大の大手企業の元で社内パソコンインストラクター
そして、土日は地域のパソコン講習会で
インストラクターをしていた私が、
のちに△△社で働くことになろうとは
夢にも思いませんでした。
このように、2つのパターンの講習会を経験した
私が感じたのは講習会ひとつとっても
そこに参加してくれる人の属性で全く違う
ということでした。
全く違う2種類の講習会
まず、某企業では、
他のソフトからWordやExcelへの移行講習や
企業内ソフトの講習などがインストラクターの主な仕事でした。
ですが、それまで使用していたソフトや企業内ソフトの勉強も必要で
それに伴うテキスト作成も講師の私がやるべきことでした。
同時に、パソコンの操作や
ネットワークのヘルプデスクや新規パソコンのセットアップ、
本社での定期講習や支社や関連会社での出張講習といったものが、
企業内のパソコン講習会でした。
そう考えると、とても多忙な日々を送っていましたが
めちゃめちゃやりがいはありました。
一方で地域の講習会は、
パソコンの基本操作やメールの操作
そしてインターネット検索方法のみでした。
月曜から金曜日まで、企業内で働いていた私にとって、
土日の地域の講習会は、仕事とはいえ癒しの場所でした。
年齢層も幅広く、何といっても十人十色のインターネット検索は
笑顔が絶えない温かさに包まれていましたが、
1日6時間、合計2日間の講習会は、
受講されていた方たちも大変だったのではないかと思います。
受講者さん:
先生、見て見て!こんなところにこんな施設あるんだって~
私:
どんなページ見に行かれようとしたんですか?
受講者さん:
あれ、検索にストップマークが出たよ?
私:
アダルトサイトは見れませんよー(笑)
地域の講習会は、
小学校や中学校などをお借りしての講習会だったため、
危険なページを見に行こうとすると
STOPと手のマークが出るようにセキュリティがかかっているのです。
毎日仕事でしたが、楽しいエピソードも満載だったこともあり、
地域の講習会で癒されていた私にとってまったく苦ではありませんでした。
むしろ、色々なことを学ばせていただきました。
残念ながら、この地域の講習会は
2000年6月をもって終了となってしまいましたが、
多くの方たちと接した日々を今でも忘れません。
おわりに・・・
このように、一見同じように見える仕事でも、
とても大きな違いがあるものです。
その場に合わせて頭を切り替え、
苦痛に感じることがあっても前向きに捉え、
楽しいアフターファイブや週末を空想するのです。
“1を教えるには10を知る”これが私の信念です。
毎日が勉強で企業内でも地域の講習会でも
たくさんの学びを得ることができました。
何百倍、何千倍もの難関をくぐりぬけて
受講してくださった皆様にはこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
そして、今は、
パソコンのエキスパートになっている
当時の参加者方もいることでしょう。
私との出会いを運命と思っていただけたら幸いです。
今後もパソコンインストラクターとしての経験談や
パソコン操作について情報を発信していきますので
楽しみにしていてくださいね。