健康

薬が働くしくみと副作用|登録販売者合格への道vol.13

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一般用医薬品の大部分をライセンスによって販売できる国家資格「登録販売者」。このブログでは、登録販売者試験に合格するために必要な知識を紹介しています。

くすりは人体にとって異物であり、リスクを伴っています。そのため、人体の働きと医薬品についてよく理解し、購入者に正しく情報を伝えることが大切です。

前回に引き続き、登録販売者試験の第2章を確認テスト形式で学んでいきます。

1.医薬品は、十分に注意して適正に使用すれば副作用が生じるとはない。

× 副作用の予測はできない。

2.重篤な副作用は、一般に発生頻度が低いため、副作用の早期発見・早期対応が行われるには、医薬品の販売等に従事する専門家が副作用の症状に関する知識を有することが重要である。

3.アナフィラキシーとは遅延型の過敏反応である。

× 遅延型ではなく即時型

4.アナフィラキシーは、アレルギーの一種であり、皮膚のかゆみや蕁麻疹などの症状が現れるが、死に至る恐れはほとんどない。

× 死に至ることもある。

5.アナフィラキシーは、発症してから進行が非常に早い(2時間以内)ことが特徴である。

6.スティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死融解症はいずれも皮膚の変化の数週間後に目の異変が起こる。

× 数週間後ではなくほぼ同時に起こる。

7.スティーブンス・ジョンソン症候群の発生頻度は、人口100万人あたり年間1〜6人と報告されている。

8.中毒性表皮壊死融解症は、原因と考えられる医薬品の使用を中止すればすぐに症状は治まる。

× 障害が残ることもある。

9.中毒性表皮壊死融解症の発症機序の詳細は、現在明確にされており、発症を予測することが容易である。

× 解明されていないので予測不可能

10.スティーブンス・ジョンソン症候群は原因、原因と考えられる医薬品の服用後2週間以内に発症することが多く、1ヶ月以上経ってから起こることはない。

× 1ヶ月以上経ってから起こることもある。

11.医薬品による肝機能障害は、医薬品の成分や代謝物の肝毒性による中毒性のものと、医薬品の成分に対する即時型の過敏反応によるアレルギー性のものとに大別される。

12.肝機能障害の症状の1つである黄疸は、血色素であるヘモグロビンが胆汁中に排出されないために起こる症状である。

× ヘモグロビンではなくビリルビン

13.黄疸とは、胆汁酸が胆汁中へ排出されず血液中に滞留することが原因で皮膚や白眼が黄色くなる現象である。

× 胆汁酸ではなくビリルビン

14.医薬品による肝機能障害の主な症状の1つである黄疸は、アルブミンが尿中へ排出されず血液中に滞留することにより、皮膚や白眼が黄色くなる現象である。

× 「アルブミンが尿中へ」ではなく「ビリルビンが胆汁中へ」

15.偽アルドステロン症は、肝臓からのアルドステロン分泌が増えていないにも関わらず生じることから、そう呼ばれている。

× 肝臓ではなく副腎皮質

16.偽アルドステロン症は、体からナトリウムが失われたことに伴う症状である。

× ナトリウムではなくカリウム

17.医薬品が原因となって起こる偽アルドステロン症では、手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、こむら返り等が見られる。

18.偽アルドステロン症は、体が小柄な人や高齢者において生じやすいとされている。

19.医薬品の使用が原因で血液中の白血球が増加し、病気等に対する抵抗力が弱くなり、進行すると重症の細菌感染を繰り返し、致命的となるおそれもある。

× 白血球が減少

20.精神神経系に現れる副作用は、医薬品の作用によって末梢神経系が刺激されて現れる。

× 末梢神経ではなく中枢神経

21.精神神経系に現れる副作用は、医薬品の多量服用や長期連用などの不適正な使用がなされた場合に発生することがある。

22.精神神経系に現れる副作用は、使用した人の体質等により通常の使用でも発生することがある。

23.医薬品の副作用によって、不安、震え等の症状が生じた場合は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、医師の診療を受けることが望ましい。

24.無菌性髄膜炎は、医薬品の副作用として生じることはない。

× ウイルス主体も医薬品の副作用が起こる場合もある。

25.無菌性髄膜炎は、首筋のつっぱりを伴った軽い頭痛から徐々に長期間かけて症状が現れる。

× 急性で激しい頭痛が起こる。

26.無菌性髄膜炎は、急に発症し、激しい頭痛、発熱、吐き気、嘔吐等の症状が現れる。

27.喘息を基礎疾患として持っている人は、イブプロフェンを使用した際に、無菌性髄膜炎の副作用を発症するリスクが高い。

× 喘息ではなくリウマチ

28.医薬品の長期連用、過量服用などの不適正な使用によって、倦怠感や虚脱感を生じることがある。

29.消化性潰瘍では、胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐き気、胃痛、空腹時にみぞおちが痛くなる、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状を生じる。

30.医薬品の副作用として現れる消化性潰瘍は、医薬品の作用によって腸管運動が麻痺して腸内用物の通貨が阻害された状態をいう。

× 消化性潰瘍ではなくイレウス

31.消化性潰瘍とは、医薬品の作用により大腸の腸管内の粘膜が傷害され、組織が損傷した状態である。

× 大腸の腸管内ではなく胃や十二指腸

32.消化性潰瘍は、自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状(動悸や息切れ等)の検査時や突然の吐血・下血により発見されることもある。

33.イレウスとは、腸内用物の通貨が阻害されている状態をいい、普段から下痢傾向がある人は発症リスクが高いとされている。

× 下痢傾向ではなく便秘傾向

34.腸内用物の通貨が阻害された状態をイレウスといい、腸管自体は閉塞を起こさなくても医薬品の作用によって腸管運動が麻痺して腸内用物の通過が妨げられると、激しい腹痛やガス排出の停止、嘔吐、腹部膨満感を伴う著しい便秘が現れる。

35.医薬品が原因となって起こるイレウス様症状では、胃に激しい痛みを生じる。

× 激しい腹痛

36.医薬品が原因となって起こるイレウス様症状では、消化管出血により糞便が黒くなる。

× イレウス様症状ではなく消化性潰瘍

37.医薬品が原因となって起こるイレウス様症状では、突然の吐血を起こすことがある。

× イレウス様症状ではなく消化性潰瘍

38.イレウス様症状は小児や高齢者のほか、普段から下痢傾向のある人は、発症のリスクが高いとされる。 

× 下痢傾向ではなく便秘傾向

39.間質性肺炎は、気管支または肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものである。

× 通常の肺炎

40.医薬品による間質性肺炎は、医薬品のしようから1〜2週間程度の間に、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳、発熱等の症状が現れる。

41.間質性肺炎の症状は、かぜ、気管支炎等の症状と区別が必要である。

× 区別は難しい

42.喘息は、内服薬だけでなく外用薬でも誘発されることがある。

43.医薬品の副作用はによる喘息は、重症化することはない。

× 呼吸停止などに要注意

44.医薬品の副作用による喘息は、原因となる医薬品を使用して6〜10時間で、鼻水・鼻づまりが起きる。

× 1時間以内で鼻炎の症状が出る。

45.医薬品の服用による副作用で、めまい、立ちくらみ、全身のだるさ、動悸、息切れ、胸部の不快感、脈が飛ぶ様な感じなどの症状が現れた場合は、鬱血性心不全が疑われる。

× 不整脈の説明

46.不整脈とは、心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態である。

47.自律神経に働いて、副交感神経を抑制する作用がある成分が配合された医薬品の使用によって膀胱の排尿筋の収縮が抑制され、尿が出にくい、尿が少ししか出ない等の症状をほどこし、さらに進行すると尿閉を起こし、下腹部に激しい痛みを起こすことがある。

48.腎障害は、尿量の減少、ほとんどない尿が出ない、逆に一時的に尿が増える、倦怠感、吐き気等の症状を生じる。

49.抗コリン作用がある成分が配合された医薬品の使用によって眼圧低下が誘発され、眼痛、目の充血とともに急激な視力低下を起こすことがあり、特に緑内障のある場合には注意が必要である。

× 眼圧低下ではなく上昇

50.抗コリン作用がある成分が配合された医薬品の使用によって眼圧上昇が誘発され、眼痛、目の充血とともに急激な視力低下を起こすことがあり、特に白内障のある場合には注意が必要である。

× 緑内障ではなく白内障

51.抗コリン作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、眼圧低下が誘発され、緑内障を悪化させることがある。

× 眼圧低下ではなく上昇

52.散瞳を生じる成分が配合された医薬品を使用した後は、乗り物や機械類の運転操作を避ける必要がある。

53.眼球内の角膜と水晶体の間を満たしている房水が排出されにくくなると、眼圧の下降により視覚障害を生じる。

× 眼圧の下降ではなく上昇

54.眼圧が高い症状が長引いたまま放置された場合には、視神経が損傷して不可逆的な視覚障害に至る恐れがあり、速やかに眼科専門医の診療を受ける必要がある。

55.接触皮膚炎は、原因となった医薬品との接触がなくなれば、通常1週間程度で症状が治まり抗体が形成されるため、再び原因となった医薬品と接触しても再発しない。

× 再発する。

56.接触皮膚炎は、医薬品が触れた皮膚と正常な皮膚との境目がはっきりしないのが特徴である。

× 境目がはっきりしている。

57.接触皮膚炎は、医薬品が触れた部分だけでなく、光が当たった部分の皮膚から全身へ広がり、重篤化する場合がある。

58.かぶれ症状には、太陽光線に曝されて初めて起こる光線過敏症と呼ばれるものがあり、医薬品が触れた部分だけでなく、光が当たった部分の皮膚から全身へ広がり、重篤化する場合がある。

59.薬疹は、目や口腔粘膜に異常が見られる場合や発熱を伴う場合には、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症に進行することがある。

60.薬疹は、皮膚以外に、目の充血や唇・口腔粘膜の異常として現れることもある。

61.薬疹を経験したことのない人でも、二日酔いや肉体疲労等のときに医薬品を使用することで発症することがある。

62.医薬品を使用した後で生じたかゆみ等の症状は、一般の生活者が自己判断で別の医薬品を用いて対症療法を行うことが望ましい。

× 医薬品の添付文書を持って受診が望ましい。

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