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何を書くか迷ったときに外さない記事を書き方とは?

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迷ったときのテンプレート|外さない記事の書き方

記事を書こうとしてパソコンを開いたけど
何かモヤモヤしていて上手く書けない。

ライターとして駆け出しの人や
ブログやメルマガを書き始めたばかりという人は
こうした経験があると思います。

それで、文章のコーチングをしていると、
必ずと言って良いほど

「どういう書き方が良いのでしょうか」
「上手な書き方にはルールや法則があるのでしょうか」

と聞かれます。

しかし、

残念ながら「絶対にこの書き方が正しい!」というものは存在しません。

確かに「こういう場合は、こういう構成の方がスッキリ読める」とか
「こういったケースでは、読者への呼びかけから入った方が面白い」といった
書き方はありますが、それもケース・バイ・ケースです。

もし、100戦100勝のスーパーテクニックがあるならば
私も含めて多くのライターは廃業しなければなりません(笑)

だからといって「文章はケース・バイ・ケースで考えてね!」
なんてアドバイスではコーチングもへったくれもありません。

ですので、今回は、
絶対に外さない文章の書き方について触れてみたいと思います。

結論は最初に書く

最終的にどんな文章構成になるかは分りませんが、
とにかく結論は最初に書いておきましょう。

伝えたいことを頭の中に入れたまま文章を書いていくと、
意外と話がまとまらない上に、
当初思っていたことと違う内容になったりします。

でも結論を最初に明記しておけば、書いている最中に
「何について書くか」を再確認できますし、
「そのためには何が必要か」「どうやって結論に結び付けるか」
といったことを考えやすくなります。

ニュースや新聞など情報を扱うメディアは、
だいたい結論を先に伝えていますよね。

例えば、

東京オリンピックが2020年に開催することが決定しました。(結論)

東京での開催は前回の東京オリンピック(1964年)以来56年ぶりとなる2回目で、
アジア初の同一都市による複数回開催となりました。(結論の補足情報)

なお、今回のオリンピック開催に先駆け都内では・・・(追加情報)

というようにです。

このように、結論を先に書くことで、
読み手は「この後の文は何について書かれているのか」が想像しやすいので
情報が頭に入りやすくなることが期待できます。

もちろん、ミステリー小説のように
結論を後回しにしてジリジリ書いていく方法もありますが、
「もう、結局何が言いたいか分からない!」
ということにもなりかねません。

ですから、結論を最初からズバっと言い放つくらいの勢いで
書いた方が良い文章が書けると思います。

結論のあとは補足情報を書き込む

結論が書けたら、結論に関する補足情報を書き込むだけですが、
実を言うと、ここが文章のポイントになります。

例えば、

東京スカイツリー誕生(結論)

チケット5,000枚完売、キャンセル待ちは50,000人(←この部分が補足情報です!)

何となくわかると思いますが、新聞の見出しみたいですよね。

でも、それで良いのです。

新聞の見出しは駅の売店の前を通るオジさま方がパッと見て
「お、面白そうな事が書いてあるな」と反応するように書きます。

例文の場合、「東京スカイツリーはそんなに人気なのか?ちょっと読んでみよう」
と思わせなければ購読には結びつきません。

Webでのライティングも全く同じなんですね。

「お、面白そうだな」と思ってもらえなければ
その記事は読まれないまま埋もれてしまうだけです。

記事を読んでもらえなければ
商品やサービスの良さをユーザーに届けることができませんから
これは重要ポイントです。

ここまで書ければ、あとは情報を重ねていくだけです。

結論と結論の補足で大まかなテーマを伝えたら、
あとは、細かい情報や具体例を書き綴っていきましょう。

ここから先は、とりあえず書いてみて
文章を移動したり、削ったりして調整していくことで
記事にまとまりが出てきます。

いかがだったでしょうか。

記事の書き方に迷ったときは、
この外さない書き方を教科書的に使っていただけれると
嬉しい限りです。

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