マーケティング

88%の経営者が勘違いしているマーケティングの定義

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そもそもマーケティングとは一体何か?

1、学校では教えてくれないマーケティングの本質

ビジネスはマーケティングができれば成功する!
これは、数多くの書籍やセミナーで言われているフレーズです。

確かに、ビジネスに一番大切なスキルはマーケティングだと思います。
専門的な知識は、あるに越したことはありませんが
マーケティングを知らないとビジネスは絶対に上手くいきません。

中には、運良く商品が売れて成功する人も時々いるのですが
マーケティングを知らない人のビジネスは、ほとんどの場合が失敗して、
任意整理やサラリーマンに出戻りという末路を辿ります。

では一体マーケティングとは何か?

経営学の本には次のように書かれています。

企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、
顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、
顧客がその価値を効果的に得られるようにするための概念。

また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための
経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。

あなたは「なるほど」と共感できますか?

これだと抽象的で実際に何をすれば良いか
わかりづらいですよね。

私も大学の専攻は経営学でしたので
マーケティングに関する理論はよく理解しているつもりです。
でも、具体的に何をするのかを大学では教えてくれませんでした。

というより、大学の講義でマーケティングの具体的実践方法を
教えられる人なんていないのが現実です。

そのため、本当の意味でマーケティングを知らないまま
ビジネスをしている経営者は多いと言えます。

2、同級生が教えてくれたマーケティング

実を言うと、私もマーケティングを知らない
経営者の1人でした。

絶対売れると意気込んでネットショップをオープンさせたものの
わずか1年で借金地獄という生活を強いられたのです。

家族のいる私は「もうダメだ、廃業しかない」と考えるようになりました。

そんなとき、奇跡は起きました。

Facebookで中学校の同級生から友達申請が来たんです。
懐かしく感じた私はすぐに承認すると久しぶりに会おうと
話はトントン拍子に進みました。

久々に会った彼も私と同じく起業していました。

でも彼は私と違い起業後たった1年で大成功を収めていたのです。

そして、彼こそが私にマーケティングを教えてくれた救世主です。

マーケティングの定義は、見込み客を集めて、
信頼関係を構築し、見込み客にセールスをすることです。

これを本当に理解している経営者は意外に少ないのです。

良い商品さえ作れば売れると考えている人がどれほど多いか
私は数え切れないほど見てきましたし、私自身がそうでした。

3、売上が低迷する本当の理由とは?

それで、マーケティングの定義についてお伝えしましたが
最初にやることは見込み客を集めることです。

見込み客とは、将来に顧客となる可能性がある人を指します。

これを理解せずに行動すると、大切なお客様を逃したり、
不要な営業で時間を無駄にしたりと損失を招きかねません。

大量の広告を垂れ流して莫大な費用がかさんだり
クライアントの要求を飲みすぎて
クレームばかり言われたりするのがその典型です。

つまり、売上が上がらない本当の理由は
見込み客を集めていないと言えます。

では見込み客を集めるために具体的に何をすれば良いか?

それはリサーチを徹底した上で、無料の提案(フリーミアム)をすることです。

4、売上アップの秘訣はフリーミアム

フリーミアムとは、
例えばスーパーマーケットやデパ地下の
試食販売が挙げられます。

一口サイズに切られた和牛ステーキを
7種類の厳選素材入りスペシャルソースで味わえます。
そんな店員の呼び込みに、ひと口食べる買い物客たちの中には
その味がどストライクという人が必ずいます。

その人こそが見込み客です。

店員は見込み客にすかさずこう持ちかけます。
今なら和牛ステーキ用のお肉とスペシャルソースが
セットで30%引きですよ。

試食の余韻が残る見込み客は
財布の中身を確認しながら「1セットください」
と買い物カゴにそのお肉を入れるのです。

スーパーマーケットやデパ地下は
夕食を作る主婦たちがたくさん訪れる場所です。

彼女たちの需要をきちんと理解しているからこそ
このお肉のセールスは成立するのです。

こうした一連の流れがマーケティング活動なのです。

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