「話をそらされてしまった。プライベートなことに侵入してくる無神経な人だと思われていたらどうしよう」と自意識過剰になってしまったときの心の整え方
これは誰にでも経験があるのではないでしょうか?
例えば、、、
あなた 「お仕事何されているんですか?」
話し相手「たいしたことしてないですよ。そういえばこの間のカラオケ楽しかったですね」
あなた 「お母様お元気ですか?」
話し相手「どうでしょうか。そういえば○○さん風邪は治りましたか?」
などです。
ここで『ささいなこと』を気にしてしまう人は、
「プライベートに入ってくる無神経な人だと思われていたらどうしよう」と
不安になってしまうものです。
しかし、これは単なる自意識過剰でしかありません。
そんなときは、まず「私はプライベートに触れてしまったんだ。でも仕方がない!」と
開き直りましょう。
大切なのは、相手があなたのことを「プライベートに入ってくる人」だと
思ったかどうかではありません。
あなたが次から、話題の振り方に気を付けることができるかどうかにあります。
そもそも、会話において話題を変えるのは、話題を変えたい理由があるからです。
そして、その理由は主に2つあります。
1つは、自分のことしか考えておらず
最初からあなたの話を聞いていない場合です。
あなたの言葉は聞こえているのですが、
脳があなたの言葉を重要視していないのです。
冒頭の例で、「お仕事何されているんですか」に対して
「たいしたことしてないですよ。そういえばこの間のカラオケ楽しかったですね」と
答えるのは、相手が仕事のことなんかどうでも良いと考えているのです。
ですから、「プライベートに侵入してくるな」なんて
微塵も感じていないのです。
もう1つは、嫌な記憶があって
その話題を意図的に反らしたい場合です。
先ほどと同じく先述した例でいうと、
「お母様お元気ですか?」の問いかけに対して、
「どうでしょうか。そういえば○○さん風邪は治りましたか?」と
答えるのは、母親のことは触れられたくないということです。
ただ、触れられたくない=プライベートに侵入しないでくれ
ではありません。
母親との関係において嫌なことがあり
単純にその話題を避けたいだけです。
ですから、あなたは話をそらされたとき
「母親の話はしたくないんだな」と思えば良いだけです。
それに、もしプライベートに入ってくる人だと思われたとしても
「次から気を付ければ『プライベートに入ってくる人』だと思われなくなる!」と
考え方を強く切り替えましょう。
これにより自然に不安から解放されます。
なぜでしょうか?
相手が自分のことを『プライベートに入ってくる人』だと思っていたとしても、
挽回するチャンスがあると思えるからです。
ここで「無神経だと思われただろうか」
「他の人に『あの人はプライベートに入ってくる人だから気を付けて』と
言いふらされたらどうしよう」などと思っていては
不安に押しつぶされてしまいます。
考え方を切り替えない限りマイナス思考に支配され、
自ら「プライベートなことを聞く人」で居続けてしまうのです。
「話をそらされてしまった。
プライベートに入ってくる無神経な人だと思われていたらどうしよう」
と不安になったときは、こう考え方を強い意志で切り替えてください。
「次から気を付ければ『プライベートに入ってくる人』と思われなくなる!」です。
これによりあなたは必ず不安から解放されます。
いかがでしたでしょうか。
まとめると、不安から抜け出せない人は、
いつまでも「プライベートに入ってくる人」で居続けますが、
不安から解放される人は、「挽回するチャンスがある」と考えることができます。
あなたの不安を消し去るには、いつでもやり直しが利くという思考が大切です。