[はじめに――]
「気を付けているのに何故かいつも間に合わない」
そんな時間にルーズな方は結構いるものです。
あなたやあなたの周りではいかがですか?
「時間にルーズ」は、悪気はなくても人に迷惑をかけてしまいますよね。
では何故、遅刻する気はないのに、いつも間に合わないのでしょうか?
理由としては2つ考えられます。
1つ目は「時間を読もうとしていない」こと
2つ目は「時間に対して意識が低い」こと
です。
そこで、この2つの理由にフォーカスをあてて
「時間にルーズ」が直る効果的な「時間管理術」を
前半後半に分けて6選ご紹介します。
まずは前半「時間をよむ技術」の①~③をどうぞ!
[時間管理術<1>]
時間をよむ技術①:徒歩(自転車)○分+5分と計算する
約束場所まで行くのに、駅・家・外出先などから歩くことがあります。
また、自転車をつかうこともあるでしょう。
まずは、目的地まで歩いてまたは自転車で「〇分くらい」という認識を持ちます。
認識を持つ方法としては、
◇過去の記憶をたどる
◇ネット検索で調べる
◇目的地の施設に電話してたずねる
などがおススメです。
次に、その時間に5分をプラスします。
なぜなら、天気や体調によって歩く速度や自転車をこぐ速度に影響するからです。
知っている道でもいつも通り歩いているのに――
「今日はやけに早く着いた」
「今日はずいぶんと時間がかかった」
ということは意外にあります。
また、初めての道では迷ったりすることもあります。
更に、工事などで回り道をすることになるというアクシデントが起こる場合もあります。
だからこそ「自身も道も変化する」ことを念頭に、
常に「徒歩(自転車)○分+5分」で時間計算をしましょう。
[時間管理術<2>]
時間をよむ②:電車の時間は端末でササッと調べる
電車を使う場合、面倒だからと電車の時間を調べない人がいます。
しかし、調べるのにかかる時間は1~2分です。
思っているほど面倒ではありません。
ですから、約束をしたら移動時間や隙間時間に
スマートフォン・タブレット・パソコンなど、端末を出してササッと調べてしまいましょう。
ご存知の人も多いかと思いますが、
検索画面を出して「路線」と打つと調べられるサイトがいくつかでてきます。
好きなものをクリックして、出発駅・到着駅・到着希望時間を入れて検索します。
ここで「到着」のボタンをクリックするのを忘れないようにしてください。
調べてみると、意外に思っていたより早く出なくてはいけないことが解ります。
また、乗り換えにかかる時間も同時に出てきますので便利です。
約束をしたら「だいたいこれくらい」とか「適当に早めに出ればいいか」など、
面倒くさがらず必ず電車の時間を調べておきましょう。
繰り返しになりますが、たった1~2分の話で面倒くさいと感じるのは錯覚です。
[時間管理術<3>]
時間をよむ③:ホームから改札までの時間も入れる
見落としなのが、ホームについてから改札までの歩く時間です。
5分以上かかる所もざらにあります。
特に地下鉄などは上り下りが思ったよりもあった!なんてことも。
エレベーターはなかなかおりてこないこともありますし乗れないこともあるのです。
エスカレーターはかなり長いものもあります。
しかも、地下鉄では改札口=出口ではないことが多々あるのです。
改札口から5分以上、更に10分以上かかる出口も沢山あります。
しかし残念ながら、ホームから改札口・出口までの所要時間はネットで調べてもなかなかでてきません。
そこで、電車時間を検索したついでに「○○駅構内」と検索しましょう。
そうすると駅の大きさがだいたい分かります。
また、自分が使うホームと改札口の場所も分かるのです。
ホームと改札口が端から端だったなんてこともでてきます。
おおよそですが、
◇小さい駅で3分~5分
◇改札口が2つ以上の駅で5分~10分
◇改札口が3つ以上の駅で5分~15分
ほどみておくことが必要です。
また地下鉄では、改札口から出口までの時間5分以上を足すことも忘れないでください。
このように、約束をしたらホームから改札口・出口までの所要時間も視野にいれておくことは重要となります。
電車の時刻を調べたら、もう2~3分プラスして駅構内を検索しましょう。
[最後に――]
「時間管理術6選」の内、前半3つである「時間をよむ①~③」をお伝えしましたが、
いかがでしたか?
時間にルーズな人は「えー面倒くさい」と思いがちですが、
◇「徒歩(自転車)○分+5分」の計算には1~5分
◇電車の時刻検索には1~2分
◇駅構内の検索には2~3分
MAXかかっても「たった10分」の努力が、
相手に迷惑をかけない結果につながるとしたらいかがでしょうか?
相手に叱られたり呆れられたりするよりも、
10分の努力で相手もあなたも気持ちよくなることができれば、
これはかなり価値のある時間となるでしょう。
移動時間や隙間時間を使って、ぜひ挑戦してみてください。