働き方・仕事術

もうルーズなんて言わせない! 時間管理術6選(後半)

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日常で「時間約束」をする人は多いものです。

 

プライベートでは、友人との待ち合わせ・デート・パーティ・冠婚葬祭などでしょうか。

ただの待ち合わせやデートでも、相手によっては不機嫌になる人もいます。

まして、結婚式や葬式に遅れるとなると「こんな日に!?」と周りを不愉快にさせてしまいかねません。

 

ビジネスでは、会議・訪問・打ち合わせ・商談・プレゼンなどがあります。

遅れると信用問題になってしまいかねません。

 

そこで「時間にルーズ」が直る効果的な「時間管理術」を
前半後半に分けて6選ご紹介しています。

 

今回は「後半」の3つ。

時間に対して意識を高めて頂ければ幸いです。

 

 

[時間管理術<4>]バスは不規則が普通と認識する

約束において、乗り物でバスほど時間のよめないものはありません。

バスを利用する場合は、5分は遅れてくることを当たり前に認識しておきます。

そうして、時間を調べて決めたバスの1本早いものに乗りましょう。

 

また、バスの発車時刻の2分前にはバス停に着いておきます。

発車時刻になっていないのに行ってしまうこともあるからです。

 

約束をしてバスを利用する場合は

「バスは不規則であることが普通である」

と認識して1本早いバスに乗るよう意識しましょう。

 

 

[時間管理術<5>]トリプルアラーム法を使う

約束の日、もう出る時間なのに――

◇グズグズしてしまって出られない

◇準備がまだできていない

あなたはこんなことはありませんか?

 

それには「トリプルアラーム法」が効果的です。

「トリプルアラーム法」とは、その名の通りアラームを3回セットします。

 

1回目は「準備開始」アラームです。

時間設定は「自身が準備にかかる時間+15分」は取っておきましょう。

準備というのは、身支度や持ち物をそろえることです。

どちらも、思っているよりも細かい時間がかかってしまうからです。

特に髪のセットは、日によってコンディションが違うので、意外に時間がかかるものです。

また、必要な持ち物や書類などを確認してそろえるのも、思いのほか時間が経ってしまいます。

これらは、女性に限ったことではないので、
短時間準備に自信がある人でも「時間にルーズな人」は15分の余裕を取ることをおススメします。

 

2回目は予鈴アラームです。

出発時間の5分前にセットしておきます。

この予冷アラームがなったらすぐに準備を終わらせて、戸締りと火の元を確認しましょう。

女性はお手洗いを済ませておくことも大切です。

 

3回目は外出時間アラームです。

出発時間の1分前にセットしておきます。

このアラームが鳴ったら、何が何でも電気を消して外出します。

 

「トリプルアラーム法」の概要は以上になりますが、
成功させるコツとして前日にセットしておくことがおススメです。

 

 

[補足]「遅刻をしない準備開始時間」計算式

ここまで、時間管理術の<1>~<5>までをご紹介してきました。

では、遅刻をしないための準備開始時間を、具体的にはどのようにして計算すればよいのでしょうか?

以下にまとめましたので、ぜひご参考ください。

 

――「遅刻をしない準備開始時間」計算式――

[準備時間+15分]

[出発地点から駅までの時間+5分]

[出発改札口からホームまでの時間+発車時刻+5分]

[乗車時間&乗り換え時間]

[到着駅ホームから改札口までの時間]

[改札口から出口までの時間]

[出口から目的地までの時間+5分]

[出来れば約束時間前5分]}

[A]

 

この計算で出た時間数[A]を[約束の時間]から逆算します。

そうすると、約束の時間に間に合う[準備開始時間]を設定することができるのです。

 

つまり

[約束の時間]―[A]=[準備開始時間]

となります。

 

このように、きちんと準備時間から到着までの時間を計算し、
約束の時間から逆算して準備開始時間を設定する。

これこそが「時間を読む」ということです。

 

 

[時間管理術<6>]意識を変えよう「早く着くのは実はお得!」

時間にルーズな人の特徴の1つに、早く着くのを避ける傾向があります。

その理由として「待ち時間が疲れるから」という声を耳にしました。

 

確かに、暑い夏に炎天下の下で待つのは辛いですよね。

冬の場合もしかりです

しかし、この待ち時間にはメリットがあります。

この待ち時間で1つのことができてしまうからです。

 

例えば、

◇スケジュール管理

◇メールチェック

◇SNSチェック

◇以前から調べようと思っていたことを調べる

などです。

 

また、目的地付近を散策すると新たな発見があり脳を刺激します。

電子書籍を読むのもいいでしょう。

 

ジッと立って、暇だから仕方なく携帯電話やスマホをいじると辛いものです。

でも「これをしよう」と思って行動すると、例え同じく携帯電話をいじる行為でも全く意味の違うものになります。

 

「早めに着き過ぎたけど近くにカフェがあった」という場合は、ぜひカフェに入ることをお勧めします。

なぜなら

◇季節にあった飲み物を飲むとリラックスして心にゆとりができる

◇お手洗いに行って汗の処理や身だしなみチェックをすると気持ちがスッキリする

などのメリットで、清々しく人と会うことができるからです。

 

「早く着きすぎると疲れる」と思うより「早めに行ってあれをしよう」と意識する方が、
時間も守れる上に得られるものもあってずっとお得です。

このように意識を変えることで「時間を守る」という当たり前の行為が、ずっと楽にできるようになります。

 

 

[最後に――]

いかがでしたでしょうか?

この、遅刻をしないための「時間管理術」は、
最初は難しく感じたり面倒くさく感じたりして慣れないかもしれません。

 

しかし、意識して続けているうちに当たり前にできるようになります。

「時間を読む」にかける時間はトータルで15分ほどです。

隙間時間を使って1つずつ行えば、案外苦にはなりません。

 

時間を守れるようになると、相手に迷惑をかけませんし、お互い気持ちよく思います。

また、ビジネスにおいては信用信頼を得られるでしょう。

あなたもぜひ「時間にルーズ」を卒業して、気持ち良い日々をお過ごしください。

 

「もうルーズなんて言わせない! 時間管理術6選(前半)」はこちら⇓

もうルーズなんて言わせない! 時間管理術6選(前半)

 

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